SSD交換できる最後のMac、SSDとバッテリー交換(その1)

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以前、里子に2台出したモデル、A1708を又ヤフオクで落としました(笑)

2017年モデル、メモリ16ギガ、SSDは256ギガ、CPUはi7、画面は13インチ。
別にSSDは換装するので容量は小さくとも大きくとも安価であれば全く問題なし。
2013年以上のモデルはメモリ交換ができないので買う時は注意です。(半田付けされてます)
大きな凹みもなくキーのテカリも無く、パームレストも綺麗で格安即決価格で落札。
届いたらパームレスト角に傷があったけど、ケースで隠れるし、まぁいいか。ちゃんと動けば。

現状、どうしても外付けのSSDとかHUBとか持ち歩きも、置くときも邪魔なので。
HDMI⇒USBC(サンダーボルト)の変換ケーブルも買って店持って行ったし。

i9の2019年16インチモデルとかも良いかな、とか思いました。
…がしかし、SSD交換できないしメモリも32G(ギカ)とか64GでSSD・2、4T(テラ)とか出てますが以前使用していた人の使用用途が全く分からない。
使いきれなかったので売ります、なんてのも信用ならないし。

2K、4K映像とかガシガシと作っていた人だと、SSD、かなり消費しているよな、的な…。
2T、4Tモデルは高価だし、1T、512Gとか落札したところでM1Macと同じ使い方するなら意味ないかぁ…てな事で取り下げ。

2016年以降のタッチバーが付いているモデルのSSDは半田付けです。
なので余程の専門知識と専用設備が無い限り、ハッキリ言って自力交換は無理です。

前にも書きましたが、SSDはある一定のデータ量を書きみを超えると終わります。
Windows版のCrystaldiskinfoみたいなアプリがMacには無いので余計に慎重になりますし、まず疑います。
SSDの中古は良く出回っていますが、使用時間が何時間とか書いてありますが、注意点は、使用時間ではなく、使用データ量ですので。

過去にAPPLE以外で修理してくれる業者さんは何かの媒体で見たことありますが、結局人件費と部品代で高く付きますしね。何よりどこの業界も人件費が一番高いですから。
確か10年程前、グラフィックのチップがダメで修理するところを探してて見つけた業者さんかな。
結局、中古のロジックボードを落札したので自分で取り換えましたが。

てなことで、SSDの交換とバッテリー交換の方法を解説します。(今回使用したもの)
バッテリー交換は映像があるので、リンクを張っておくのでバッテリーの解説は割愛です。
裏蓋の開け方も後で書きますが、リンクにある映像に載っているので参考にしてください。
バッテリーはリチウムなので発火する恐れがあるため、自治体にもよりますが廃棄方法のルールを守って廃棄してくださいね。

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今回購入したSSDとアダプター。
 
このアダプターが無いと取り付けができません。

ここで注意です!

MacbookPro 2017(タッチバー無しモデル)i5、i7いずれもですが…
PCIe NVMe ですのでご注意を
コレ(下の左の画像)はSATAなので使用できませんので。アダプターの注意書きをちゃんと見て購入してください。(下の右の画像)

数値に2242とか2230とか2280とかありますが、これはSSDの幅がいくつで長さがいくつ、と言う意味です。上記画像右側に2280がありますが、コレ、このMacでは換装できません、と言うかそんな隙間はありませんので注意。2242か2230しか付きません。
数値の意味は以下
2230(22×30とかかかれている時もある)は幅が22ミリで長さは30ミリ、以下の画像と言うことです。

今回は2230が安かったのでコレにしてみました。2242だと3万円台なのでケチりました(笑)
Mac純正タイプ型のものも、やはり3万円台。
が、しかし今回、この小さい短いSSDが2TBと言うこともあり、厚みが最大の難点でした。
自作PCの組上げ経験が無い、とかMacの分解の経験のない方は、Mac純正タイプ型のSSDをお勧めします。

Macの裏蓋のネジを外していきます。
場所が決まってすが、心配な方はスマホで写真を撮ると良いでしょう。
専用のドライバーが必要なので注意。+(プラス)とか-(マイナス)は使えませんので、星形のドライバーが必要です。わかりやすいように大きなものを選びましたが、下の画像のような形です。
 

因みにバッテリー購入の際は下の写真のドライバーが付属として付いてきます。

グリマスは良く使ってますが、ネジ置きはカッターマットの小さい版でマグネットが付いているものを使用しています。
外した通りに置いておくと、とても便利です。小皿とかでも代用できますよ。

縦にしても落ちません。(揺さぶったり振り回したらネジはどこかに飛んでいきますけど)

さて開けていきましょうか。
2017モデル(A1708)は2015以下のモデルのようにスポッと上に裏蓋を上げても簡単には取れません。
特殊な裏蓋なので無理やりこじ開けようとしたら裏蓋が曲がります。
前の所有者はきっと解らなかったのでしょうか、少し凹みが出来てました。
無理やりこじ開けようとしたようですね。
分解方法などはYoutubeやネットに色々と転がってますので、探してみてください。
分解修理・部品交換する際は自己責任でよろしくです。ここに書いてあるからと言って一切責任は負いませんので

このような吸盤を用意します。バッテリーなど買った際に付いていますが、台所とか風呂場で使用する吸盤でも充分です。ネジが4つある(モデルなど字が書いていない方)側の右端(左端どちらでも)に吸盤を取りつけ吸盤ごと、上にゆっくりと持ち上げる。初回に開けたりとかする場合は固い(爪の先が入るくらいしか開かない)ので、ゆっくりと持ち上げて分解へらを隙間に入れる。

裏蓋を見ればわかるのですが、この番号の箇所が止まっているので、番号①から分解ヘラで外し、②は裏蓋を少し上げる感じで外れます。
②を外す時、最初は曲がっちゃうのでは?と心配になりますがね、そのくらいガッチリとくっついています。
③は爪です。後の説明に書いてあります。

隙間が少しでも空いたらこんな感じ(下の画像)分解へらを入れる。
無理に上げようとせず、平行に隙間を滑らせていけばOK。
あまり奥まで分解へらは突っ込まないように注意。
カチっと音がするので、裏蓋を下記のように持ち上げて、上げながら矢印の方向に引っ張る。
裏蓋の文字(モデルなど字が書いてある方)がある辺にはヘラは入れないように。

排気側(CPUの発熱を逃がすための隙間)の仕組みは下の画像(前述画像の③)みたいに、互いに挟みあう形になっているので、無理に上に上げるとガッツリと曲がりますね。特にアルミなので注意が必要です。
裏蓋は見やすいようにひっくり返してます。
これは中古で、もともと少し凹んでるしキラキラケースカバーをするので気にはしませんが、新品だったらかなり凹みますよ(笑)

開けたらこんな感じです。
後からカメラで撮ったので、既に交換済みのSSDになってますが、そこはご愛嬌で…

普通は裏蓋開けるとファンの部分が埃でビッしりですが、この商品はちゃんと掃除したいたようでした。
とりあえず今日はここまで。

次回はこの商品が即決で安かった意味と難点の克服までを書きますね。

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